不良文化

イギリスのジャーナリズム、軽音楽は不良文化と呼ばれたりする。
日本のマンガも似た傾向がある。青少年を対象に健全な図書の刊行、
というミッションに男たちはつまらなく紙飛行機を飛ばしながら
仕事をする。赤塚不二夫のマンガなど優等生は反対するだろう。
「おそ松くん」があれだけおもしろい、尋常じゃないのである。
代理で出場した控え要員が俄然注目されたり、ヒット商品とはそんな
ものである。


デフレを脱却して雑誌、書籍は売れるようになったのか。
コンビニの棚は前よりは楽しくなった。マンガを最近買ったのは
20、30年以上前か。少年ジャンプの再刊号ていうのが売ってる。
並んでいる表紙を見ててどうしても買いたいものがない。雑誌をためらわず買うほどの
顔がない、名前がない。
ターゲット層へのキャッチフレーズ、キャッチイラストがない。


少年マガジンを買った。
どのくらいおもしろかったかというと、悪役で出演している井森美幸を桃太郎侍が
首をハネたくらい。


「ランウェイで笑って」というマンガのキャラがひょっとして女子かと思って270円だした。
少年マンガを買うのは十代スピリッツを保持している人だけ。