another same birthday another same name

カラオケが流行って久しい。スピーチでも、文章でも、いろんな状況で
メッセージを放つという機会があると誰も考えることである。
これは誰宛て?
会社宴会などでよこやりが入ると
「お前には言ってないよ!」で周囲が笑うという定番の図がある。
まあ宴会やカラオケならいいけど、プロの作家、歌手では
そうはいかない。
これが満場の喝采がもらえるとスタッフサイドは「しめた!」
ということになる。
これはスタッフあるいは歌手、司会が力量がある場合で
このような人は一流で余裕がある。


TVでまたレコードでこの歌手はなんでこんなに熱を入れて歌えるんだろう。
昔、北山修がラジオ対談で、一般的でなく、ある個人、ある特定個人に伝えることで
みんなに伝える、というようなことを言っていた。


カラオケなんかではここのイメージの女子は・・これだ、と特定して
歌うと声量が入る。しかしそれが誰かは内緒である。
ちなみに伊勢正三、イルカの「海岸通り」を歌う時
ヒロインは宝生舞のイメージを使っていた。
なんかあのイメージ

first notice

春も近くなると、見知らぬ世界からの呼びかけが
鳥の囀りのように、誰にも聞こえるように
また言葉数すくなく


世界も様々で、今日的な普通にシャレた世界であったり
日本的なしかし初めて知る素敵な寡黙な世界であったり
意外な普通とあべこべの世界であったり


first notice には知られぬプライムワードが含まれていたり
誰も知らないからプライムで
そもそも相手にもしていなかった、むしろ貶していた者まで
注目する。


春の妖精はひかえめなようである


first notice でその世界をふりかえり
この世界はこんなものなのかと
毎年悩んだり


春の妖精はそれを見て
喜んだりは、決してしていない


大人になれば、ズルい奴には先手を打つ

三段跳び

筆者は若い頃はスポーツが下手で、そもそもスポーツというものがわっていなくて
嫌いではなかった。なんとなく体を動かすもの、これじゃあ成績はよくない。
なんとなくマネをしてやる、まあそれでも簡単な場合はできる。
体育の教科書に図解入りで1、2,3のようにやると書いてあっても、よく見ない。
高校受験期になると、少しでも通知表を上げようとしてみな努力する。
「主要科目」と呼ばれる英数国以外の科目でも成績を上げようとする。
体育の科目で三段跳び、あのホップ・ステップ・ジャンプである。
だいたいあまり小っ恥ずかしいことはやりたくない。
変な先行イメージがあったりするとなおさら。


三段跳びを他の連中がやってるのを見て、あれはなんだ?と不思議そうに見ていて
マネしようとするんだけど、これは出来ない。
俺はいったい何をやっているんだろうと考え込んだりしていた。


ストレッチ体操というのがあって、腕や上体や腰を自分でねじったり、よじったりすると気持ちがいい。
ストレッチ体操のサンプルモデルは女子の方がいい。
始業前や休憩にみんなでストレッチをする企業もある。


このストレッチ運動というのはリハビリにも有効で現代的なものである。
目玉の体操、というストレッチがあるとすると、心身の凝りをほぐすもの
ただなにより見たいその姿、部分を目で追っているだけで
新しい小気味よさ、新しい時空的自由が与えられ
死にかけていた命も蘇生するのかもしれない。



いつか三段跳びをやろうかと思った。